このレビューはネタバレを含みます
太宰治の『人間失格』を原案と謳ってるが、キャラクターの名前と相関的な立ち位置を借りているだけでという印象。
『人間失格』をモチーフとしているのであれば、主人公の葉蔵の心情が主題としたいのであろうが、健康管理された未来の日本というディストピア設定やダークヒーローっぽいノリがごった煮で詰め込まれており、どれも中途半端で、どれもが薄味。
結果「何がしたかったのかよくわかんねぇなぁ」っていう感想に。
映画館で金払って観てたらもっとキレた感想書きそうな気もするが、オンデマンドで観てる分には数ある凡作以下で、特に感想もなく。
このレビューを書いた翌日には多分忘れてしまう作品。