ジャイロ

嵐の中でのジャイロのレビュー・感想・評価

嵐の中で(2018年製作の映画)
4.0
映画は監督で選ぶ

そうです

スペインのオリオル・パウロ監督です

彼の映画は間違いない

サスペンスをよく分かっていらっしゃる

安心して心を宙吊りにされます

スペインだしオリオル・パウロだから『永遠のこどもたち』『ロスト・ボディ』のベレン・ルエダさんもちゃんと出てきます。そこは外さない。

物語は不穏な空模様から始まります。いきなりのシンディ・ローパーも好感触。そこから事件が起きます。あれもこれも伏線だな。それが分かる。楽しい

この映画、長いけど面白いんです。突拍子もない設定も、謎理論ではありますが、ちゃあんと説明してくれる。この人誰?もあとから分かる。なるほどなるほど。面白い。

あの夜と現在が

人生が交差する

ラ・トルメンタ

全ては嵐の中で

散りばめられたサスペンスの渦の中で、ぐいぐい話に引き込まれます。いや〜クライマックスはびっくりしましたね

覚悟だ!

覚悟を見た!!

なんて言ったらいいか…

ジョジョっぽさがあった

この辺が実に良かった

それにしてもこれ、死体消え案件だったな…来年に取っときゃあ良かったな…くっ