nam

嵐の中でのnamのレビュー・感想・評価

嵐の中で(2018年製作の映画)
4.1
「失った人生を取り戻すタイムパラドグスサスペンス!」

オリオル・パウロ監督の作品は「ロストボディ」「神が描くは曲線へと」と鑑賞しましたが、先の読めない展開や叙述テクニックに優れた脚本ばかりで本作もその期待に応える素晴らしいストーリーでした。

ある嵐の日に25年前と繋がるビデオカメラによって亡くなるはずだったある少年を救ってしまい、その後、娘が生まれていなかったり、結婚もしておらず彼女の人生が変わっていることに気づき、人生を取り戻すために奮闘するサスペンス。

似たような作品だと「ザ・コール」「オーロラの彼方へ」や「バタフライエフェクト」なとが好きな方にはオススメかと。

ただ惜しむらくは今回は展開を予想しすぎて部分的に当たってしまったのでその辺りは裏切って欲しかった部分もありました。とはいえ意外性のある展開には変わりないのでネタバレ厳禁でぜひ観てほしい良作です!
nam

nam