処刑人のokappaのネタバレレビュー・内容・結末

B級映画の名作です。個人的には凄く音楽も好き。たまに観たくなる作品です。主演のショーン・パトリック・フラナリーと、ノーマン・リーダスが仲良し双子ですごく可愛いです。そこにおバカでお調子者のロッコのトリオがとっても愉快。そしてぶっ飛んだFBIのウィレム・デフォーが最高。

ちょっとオリジナリティありそうですが信仰深いキリスト教徒（協会の感じとアイリッシュだからたぶんカトリック…？）の双子がある日神の啓示を受けて、悪人を殺しまくるというストーリー。正直倫理観はない。これは、実際のキリスト教徒の人が観たらどう思うんだろう…とかちょっと考えちゃいます。監督もそこら辺は自覚して作っていると思います。ラストの人々へのインタビュー映像でよくわかります。

ストーリーはそんな感じですが、兎に角主要キャラクターが魅力的で、音楽が良くテンポ良く進むのでとても楽しい作品です。演出どうこうではないのですが、人が死にまくるのにポップで明るいという点ではキングスマンとかに近いかなと思います。

前述の通り、かなりの人数が撃ち殺されるシーンがあり、倫理観もないはない。なので殺されるシーンが苦手とか、倫理観が潔癖気味の方には向きません。そういったものが平気、難しいこと考えずに楽しめるタイプの方には是非おすすめです。