Nana

処刑人のNanaのレビュー・感想・評価

処刑人(1999年製作の映画)
3.0
神の啓示を受けた、中途半端にイケメン兄弟が悪いヤツを成敗するアクション。
評価が良いので期待したのですが、つまんなくて寝落ち😴 しながらナントカ最後まで見ました。
意味無い暗転が多くて、集中出来なかったからかな。

若くて影が薄いノーマン・リーダスと対照的に、ぶっ壊れてミック・ジャガーみたいなウィレム・デフォーだけは面白かった!
まさかの、あんな姿がwww
しかも意外と似合うじゃないか!!

全体のトーンも不安定。最初はコメディ風でブルース・ブラザーズみたいになるのかと思ったら、後半はバイオレンス。でも主演2人の演技が学芸会レベルで、ノーマン・リーダスもこんな時代があったのかと笑ってしまった。

キャラも肉屋のアンちゃんが急に強くなったり、なぜか語学が堪能だったり??
FBIとか謎の殺し屋も、適当に入れた感じで回収されてないし。
時間が前後するのと、聖書の言葉を使った殺人シーンはタランティーノ風を狙ったと思うけど、厨2の妄想を映像化くらいにしか見えませんでした。

エンディングでインタビュー画像風のシーンがあって、みんなそれぞれの意見を好き勝手に言ってたけど、そんな感じのなんともまとまりのない作品でした。
Nana

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