狸貉子

処刑人の狸貉子のレビュー・感想・評価

処刑人(1999年製作の映画)
4.0
何も考えたくない時にみたい映画No.1

マクマナス兄弟尊いよね……っていう主張だけがひたすら詰め込まれただけの映画。
猫が死ぬのでそれだけ注意。

単純に「悪いことしたら殺す」って話なんだけど、神にok貰っちゃったのでバカスカ殺すぜ!っていう倫理観死んでる映画だから観る人選ぶ映画すぎる…
ただひたすらに画がかっこいい
ストーリーなんて求めてはいけない
マクマナス兄弟は女子供を殺さないので、映画的に女は徹底排除されるけど、男性の同性愛嫌悪(でも自分も同性愛者)をちゃんと描写してるのはある意味で誠実かなと思った
キリスト教じゃなく自分の倫理観を持ち出す思想強め映画って感じ 日本の「お天道様が見てる」的なのが近いかな

最後のパパ・ジョーの死に方、スメッカーの表情だけで見せるのめっちゃ好き

公権力がマクマナス兄弟の味方するの、コラコラコラ〜!って思ったけど、物語の中では兄弟肯定派しかいなかったのに最後のインタビュー集で半分くらいの人が「おかしい」って言ってるのはいいなって思った
狸貉子

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