Ki64

処刑人のKi64のネタバレレビュー・内容・結末

処刑人(1999年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃ中二要素満載映画ww

法で裁けない悪に天誅を下すマクマナス兄弟!
それを追いかけるクラシックを聴きハイになるFBI捜査官!

冒頭のラフな服装で教会に訪れ出た瞬間にタバコを吸う、悪を裁く際のお決まりのセリフ、設定から描写から何から何まで中二ww

今ではマンガとかでも良く見るようになった設定が色々詰まってる。

ダークヒーロー的な観方で、シンプルに爽快で楽しい作品だけど中二要素が行き過ぎてて臭い場面もあったりするwこれは時代の変化によるものもあるかな。
襲撃と捜査で時系列が前後するのも良かったし、ラストのソレは状況が状況だけに流石にハラハラした。

兄弟も、ホテルでの成敗時『あのカバン何が入ってるんだろ~!』とか『映画の殺しより早かった!』とかって、主人公らしからぬはしゃぎっぷりを見せてきて、その辺の『なり切れてない感』が絶妙で面白い。
序盤の描写から並々ならぬ絆で結ばれてるなと分かるのもなんか良いね。

終盤で仲間になるやべぇ囚人も、登場時の説明とシーンがもう中二の塊。『刃牙』思い出しちゃったよ。
ただ、その後であるラストの展開が個人的にはやりすぎと思うし、世間が味方する様子も強引に感じたのでちょいマイナス。


と、最初から最後まで中二満載の作品でした。
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