ぶたぶー

処刑人のぶたぶーのネタバレレビュー・内容・結末

処刑人(1999年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

おもしろい!
爽やかに処刑していく。
重たい過去とかの描写が無く、『そういう信念(信仰?)を持っているからあ!!!』っていう理由で成敗していくのが潔くて最高。
悪党も『めちゃくちゃ悪い、なぜならクスリとか殺しを生業にしているから』って感じで一般人に胸糞なことをしている描写もなくてそれも見やすさの一つ。

どんどん人が死んでいくけど、ほぼ銃殺なのでグロすぎずに観れてホッとする。
派手目なアクションも見どころ。

FBIとの対決がクライマックスに来る話かと思ったら、まさかのFBI、果てはボストン警察までもが味方となりラストに向かったのは結構びっくりした。
女装いい味出してる。
ロッコは足引っ張りがちだけどいいやつだった。FBIの真意も知れたしね。

すごい人気になるのもわかる。
エンドロールの街のインタビューも良い。誰の心の中にも処刑人としての気持ちはあると思う。悪いやつに裁きを下したいor下して欲しい。でも人を殺すって相当だからね。

あまりにも悪いことをすると処刑人が現れるってのは、大人にとっての『鬼』だし『ヒーロー』だよね。