ねこねここねこ

処刑人のねこねここねこのネタバレレビュー・内容・結末

処刑人(1999年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

久々に何度目かの鑑賞。
まだ有名になる前のノーマン・リーダスやショーン・パトリック・フラナリー、その頃既に有名だったウィリアム・デフォーなどが出演。

当時はコロンバイン高校の銃乱射事件の煽りを受けて1週間限定、上映館も5つのみという可哀想な条件で公開されたにも関わらず、ビデオ販売で5,000万ドル売り上げてカルト的人気を誇り、処刑人Ⅱも制作されたという作品。
そしてどうやら処刑人Ⅲも製作されるという話。

当時批評家たちからは酷評されていたが、とにかくテンポが良くて楽しく観られる。

正当防衛でロシアンマフィア達を殺してしまった兄弟。
拘置所の中で兄弟ともに神の啓示を受け、悪人達を私刑にする決意をする。
FBI捜査官役のウィリアム・デフォーの怪演も素晴らしい。

ちょっとズレたイタリア人🇮🇹の友人も加わり悪人に制裁を加えていたが、怒ったボスが伝説の殺し屋を雇って3人を殺そうとする。
それを追うFBI捜査官は次第にこの兄弟に惹かれて陰ながら応援するように。

マフィアが送り込んだ伝説の殺し屋が実は兄弟の父親。
こうして親子3人で悪の処刑人に。
誰からも依頼はされてない必殺仕事人のような彼らを街の人々は様々に評価する。

とにかくサラッと観れるし楽しい作品。