仲がよくてじゃれている兄弟が、
神に成り代わり悪党を断罪していく。
殺しのプロじゃないから、
行き当たりばったりで、肩の力が抜け、
2人は映画の真似事が成功して喜んでいる。
BGMがフォークロア調、ロック、オペラ、宗教音楽など大胆にコロコロと変わる。
銃撃戦はスパッと終わり、
黒味でシーンの切り替えが多いので、
後を引かずクール。
クセの強い、
自分の世界に浸っているFBI捜査官役のウィレム・デフォーの口上が、
映画全体を軽妙にして、ぶつ切り感のある物語を包括していた。
「大男連続殺人事件」
「銃撃戦が10分は続く」
「悪ノリがすぎたわ」