あちゃん

もみの家のあちゃんのレビュー・感想・評価

もみの家(2019年製作の映画)
3.6

⣠⠛⠛⣄⣠⠶⠛⠛⠛⠶⣄⣠⠛⠛⣄
⢿  ⠋      ⠙   ⡿
  ⣾  • ᴥ •  ⣷ あチャン
  ⠻⣄     ⣠⠟ ♡
  ⣠⡿ 🎀 ⢿⣄ かほ チャン
⠶ ⣠ . ⣄ ⠶

*࿐ ⁺ ʚ .·:*¨༺♡༻¨*:·. ɞ *࿐ ⁺


16歳の彩花は不登校になって半年。
佐藤が運営する不登校や引きこもりなどの
問題を抱えた人々の自立を支援する
「もみの家」と呼ばれる場所で
他の寮生達と共に農作業を軸とした
共同生活を送らなければならなくなり…

*:..。♡*゚¨゚゚・*:..。




都会っ子な引きこもり陰キャが
いきなり田舎で共同生活しろって言われたら…

私なら逃亡する( 笑 )
とりあえず警察行って親呼び出して
連れて帰ってもらう

でもこれは実際に存在する
「はぐれ雲」という施設がモデルらしい








まず、即呼び捨てが無理。
距離感バグってる人には近づきたくない。

畑仕事や家事を手伝わされて
ヒステリック起こす子もいて
部屋も相部屋で…

彩花もすぐに帰宅したくなります。






嫌々ながらも生活を続けるうちに
自給自足の精神を学び
出会いと別れを繰り返し
四季の移り変わりに合わせて
彩花の心も変化して行くっていう
いかにも心温まるお話です。

もみの家の "もみ" とは
脱穀前の稲の実のことで硬い殻に覆われていて
田植えをして収穫まで
じっくり年月と手間隙をかけることによって
美味しい米になるそうです。

彩花も田植えの時には
どろんこになって泣いていたのに
米が実る頃には明るく笑顔になっていた







「学校に行かなくていい」
「逃げてもいい」
そーいう選択肢もあるということは
すごく心が楽になると思う。

人のこと言えないくらい
わたしも中高とサボりまくってたけど
親が一切何も言わなかったからこそ
卒業くらいはしとくかなー
って頭になったんだと思う。
ごちゃごちゃ言われてたら辞めてた。


学校に行けなかったり
社会に打ち解ける事が出来ないのは
 "変わった子" だからではない

そこの形にハマらなかっただけで
それぞれハマる場所はきっとある。






見終わった直後は
綺麗事の説教臭い作品だなあって思ったけど
レビューを書きながら噛み締めてると
いい作品だったかも、と思えてきた。

お米も噛むほどに甘くなるって言うもんね


𖡼.𖤣𖥧𖡼.𖤣𖥧⚘𖡼.𖤣𖥧𖡼.𖤣𖥧⚘𖡼.𖤣𖥧𖡼.𖤣𖥧⚘

𝙳𝙴𝙰𝚁:𝚔𝚊𝚑𝚘ちゃん
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
心の優しい𝚔𝚊𝚑𝚘ちゃんはもみの家の
お母さんになれると思う☺️☺️