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僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジングのminのネタバレレビュー・内容・結末

2.0

このレビューはネタバレを含みます

本当に映画限定ご都合主義記憶喪失オチ許せんよ〜〜〜〜〜〜〜
そんな方法があっていいの?今後の原作に響かない?みたいな既存の力の譲渡法をふんだんに使った1本
話自体は良かったし、犬猿の仲の2人が「守る」とか「勝利」とかの似て非なる共通の目的の元共闘してるのがすごくかっこよかった。プルスウルトラ!ヒロアカの醍醐味。それぞれのゴールがあるもんね。

決してデクくんの判断を攻めたいとかじゃなくて、原作と関係ない単発で終わりの映画で今後の原作にひびきそうなことしてもいいの??と後半はずっと疑問やった。
爆豪くんがずっと憧れてたヒーローの個性を手にしたこと、どんな形であれ感情をとても揺さぶられた。憧れのヒーローの個性が下に見てた自分の幼なじみの手に渡ったことによって、どんどん自尊心ぐちゃぐちゃになってしまって、33巻かけてずっっっと爆豪くんが向き合ってきた問題やったことを、「できちゃった」程度で無理やり映画の間だけ叶えてしまう設定が本当に許せんかった…。(33巻楽しみやね)
結局最後の最後は「ワンフォーオールの奇跡だ…」「譲渡当時の記憶はないらしい…」で済ましちゃうの、しかたないことといえそんなことしてほしくなかったーーーーー。

ワンフォーオールどうこうぬきにして、あんなに頑張ったのに爆豪くんがその辺何一つ覚えてへんのが悲しいし悔しい。
でも絶対記憶残った状態で個性が元に戻ってしまったら今後も「自分が憧れの人から個性もらってた未来」を想像してしまうし余計惨いのかなあ。何度も反芻した夢が現実になりかけた、でも実際はそうじゃなかったみたいな記憶はないほうが今後は楽なんかな。

なんにせよ、己の実力を真っ当に自覚して行動する爆豪勝己が今回も1番かっこよかったです大好き^ – ^劇場やったら観てられんかったな。
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