作者がやりたかったラストのひとつ、と言っていただけあって物凄く心惹かれました！
キャラクターもアクションシーンも、全部が全力のド迫力で力振り絞る感じがスクリーンから溢れ出して来てて、思わず興奮してしまいました
ヒーローでもない、まだまだ高校生の卵たちが大人の悪役に立ち向かう、ハードルの高さに不安と絶望とを持ち合わせながらも誰1人弱音を吐くことなく、心折れずヒーローをやり切ろうとする姿に心揺さぶられます。
なんだろうな、応援上映とかした方が良いんじゃないでしょうか？
主人公デクとライバルのバクゴーの互いに認め合い手を取り合うシーンから、さらにその先に進むその姿に涙しかありません。
命の灯火を燃やして人々を救おうとする姿はまさしく彼らが憧れたオールマイトそのものだったのではないだろうか。
まだまだ未熟で脆くて不安定ながら、そこには一人前のヒーローがいた。
ラストで島の男の子に向かってデクが言う言葉は、オールマイトから貰ったものとして
この先もずっとデクが勇気ある者たちに伝えていくんだろうなーと感慨深いものがありました。
ひとつだけ不満はありましたが、前作を軽く上回るスケールで大満足です！
もちろん感動をプルスウルトラしたい人はちゃんと原作読んでからですけど
前作同様、本編を知らない人でもある程度分かる様に出来てますので
ここからヒロアカにハマっていくのもアリだと思います！
