面白い！『時間』がキーとなるとても頭を使うSFアクション作品です。
CIAのエージェントである名もなき男は武装集団が観客ごと占拠したオペラ劇場に特殊部隊として突入し乱戦が起こる中でプルトニウムを回収すべく武装集団に潜入していた仲間のもとに近付くが観客もろとも劇場を爆破しようとする特殊部隊がいることに気付き何かがおかしいと気付く。
時間に逆行する動きをする弾丸を扱う男に助けられるも敵に捕まり拷問を受ける名もなき男。情報を吐くのを拒否し自決を選んだことで不思議な世界に誘われる。
戦闘シーンもただ派手なだけでなくインセプションのようにどこで何が起こっているのかしっかり理解しながら観ないととりのこされます。
後半は常に伏線を回収しながらストーリーが進んでいくのでどんどんのめり込む。
そして前情報なしで観たからケネスブラナーが出演していることしか知らず、ロバートパティンソンの登場でテンションあがるあがる（笑）無精髭もよく似合う！
スターウォーズ好きのノーマン監督らしい赤と青での演出や作品ごとに変えている映画会社のロゴマークの色にもこだわりを感じながらノーマン監督独特の複雑な世界観を存分に楽しめます。
