針鼠

TENET テネットの針鼠のネタバレレビュー・内容・結末

TENET テネット(2020年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

2021/01/23 レンタル ★★★☆☆☆ 今年見た映画17本目。最初の銃弾を使った時間の逆行の説明、下手過ぎ。あんなフィーリング頼りの訳のわからん説明しか出来ないような無能な科学者を調査だか分析だかの担当にするんじゃねえよ。怒。物理の話から始めようとするニ―ルの説明も分かりにくいだろうと想像できるけど、そっちの方がまだまし。

映画自体は、空港に現れた謎の男にせよ、道路を逆走する謎の車にせよ、結局名無しの主人公自身の時間の逆行でしかない、シンプルな話で、分かりやすかった。ニールの正体も予測(キャサリンの息子かアルゴリズムの製作者のどちらか)の範囲内。見終わったあとで、三番目の「ニールはキャサリンの息子で同時にアルゴリズムの製作者でもある可能性」にも気が付いたけど、それらしき伏線はなかったような気がするので、それは無いと思う。

ニールと名無しの主人公の(ニールの時系列における)最初の出会いから二番目の出会いまでの物語をノーランが撮ってくれたら、絶対に見るんだけどな。ニールは主人公よりもカッコいいもん。そして間違いなくその映画のラストシーンでは号泣する。その二番目の出会いのもたらす結末をこの映画で知ってしまっているから。
針鼠

針鼠