うどん

TENET テネットのうどんのネタバレレビュー・内容・結末

TENET テネット(2020年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

2020年の振り返り②

とにかく凄すぎるぞ…!!!

実は昨年、映画館でIMAXにて鑑賞しました。大大大満足で興奮冷めぬうちにレビューせねば! と思ったのに、私の語彙力では上手な言葉も思いつかず、もう一度観てからにしよう!と思ううちに、今に至る…とほほほ…。結局、作品の流れに沿ったダラダラとした感想です…。

冒頭のオペラハウスのシーン。名もなき男が何に奔走するのかは分からなくても、緊張感が凄くてグイグイと引き込まれる。そのうちに早速、逆行する弾にわお!となった。
テストに合格した主人公に説明される、逆行する物の存在やミッションの説明に何とかついていくが、その後に出てくる人物名の多さにやや混乱気味。ニールと挑んだビルへの移動の仕方には、舌を巻いた!私もやってみたい!おばちゃんの手引きで会った英国人がノーラン作品の常連俳優であることにクスッとしつつ、キャット演じる女優さんのスタイルに驚き!!
再びニールと挑んだ、フリーポートでのミッション。本物の飛行機だあ、と思ううちに、驚きの展開に。名もなき男と謎の人物とのアクションが、動きが独特でスピード感もあり、凄い、凄い!キャットの旦那役の俳優さんの声の調子やアクセントにもう凄みがありすぎて、本当にハリポタ2作目のあの先生を演じた人なのかと思ってしまった。
その後いろいろあってからの、プルトニウムの強奪作戦にはヒヤヒヤとした〜。ここでも音楽が盛り上げてきてグイグイと引き込まれるが、逆行車の登場からの、例の回転ドアのくだりで私の思考力は止まりました。?が頭に浮かびながらも、考えるな・感じろスタイルがここからスタート。
1回目の鑑賞では、この後のストーリーに本当に驚いた。まさか、ここまでの話と交錯しながら物語が進行するなんて!2回目の鑑賞では、順行・逆行が交じる細かい作りに気づくことができ、理解も少し深まり、やはり楽しかった。
スタルスク12の戦闘シーンはもう本当に凄い。時間の挟み討ち作戦、という名の通り、順行チームと逆行チームそれぞれの動きが映像に活きていて、画面にひたすら食らいついてしまう。戦闘後のニールとの会話にはじんわりときた。ニール……。

全編を通して音楽、映像の迫力が凄まじい作品。設定にはなかなか難しいところもあるけど、細かい作りにはさすがとしか言いようがない。俳優さん方の演技も素晴らしかったな。考察のしがいのあるストーリーで、ノーラン監督、大好き!!
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