「逆行して世界滅亡を止めろ!」
クリストファー・ノーラン監督最新作。今回のテーマは時間逆行。人類滅亡の危機に時間逆行を使い立ち向かう姿を描く。主役は初主演を務めたジョン・デビッド・ワシントン。
これストーリーとしてはシンプルな筈なんだが、前半はともかく終盤からワケ分からんくなる。前半は時間逆行も弾丸程度なんだが、どんどん範囲が増えていって世界まるごと逆再生。あっちでは正常こっちでは逆行とかなってて付いていくのに必死。
それでも面白かった。場面場面では付いていけないとこもあったが、なんとなく全体的なストーリーは分かったし、2時間半ある割にはテンポが良くて飽きさせない。ストーリーの性質上同じ場面を何度か見る時もあるが、カメラが違ったりと工夫しまくってどう演出で魅せるかも考えられている。
終盤からの怒涛の展開と最後のネタバラシもなるほどと唸った。まさか感動させられるとは思ってなかったよ。そんな風な映画と思ってなかったし。
しかしまあよくこんなストーリー思い付くなあ。ノーラン監督の頭はどうなってるのか。自分はそんなん考察する気もないが、考察しまくって矛盾とか見つけたるみたいなサイトとかめちゃありそう。それぐらい緻密に作られてんだろうな。