記録
クリトファーノラーンのテネッッット観ました。
こんなバカみたいなことやって面白くなるんだから、ノーランはやっぱり凄いんじゃないかとも思ってきた。
時間の逆行と順行、それを見事に映像化している、これはこいつにしか出来ん気がする。けどやっぱり、分かりにくい。難解というよりも“分かりにくい”、俺が映画に求めてる不寛容さはこれじゃない。“分かりにくい”映画って好きなんだけど、同様に難解とされる押井守とかそっち系とはまた違うんだよなぁ、ノーランは理系、押井守は文系。設定はええんやけど、荒唐無稽というかぶっ飛んだSFって感じ、案外考えるな感じろ作品なのかも。
論理的複雑性による難解さって、マジで見返したいと思わない。詩的映像による難解さ、映画の深みっていうのは何回も見返してじっくり理解したいとは思うのに。
結局は愛なんですかノーランさん、そういうところは好きです。
ロバート・パティンソンを楽しむだけの映画、ほんま素晴らしい。俺こんな人間になりたかった。
俺はノーランと気が合わないんだろう、撮れるんだから1回で分かる映画を撮れよと思う。まぁなんやかんやスッキリしたから良しかな。ノーランは『インターステラー』以外あんまりかな…
2024,32本目 2/12 AmazonPrime