ネタバレ無しのざっくりとした語彙力が全然無い感想ですが、少しでも気にされる方は鑑賞後に読んでいただければと。
とりあえず、2回目鑑賞が話の流れもつかめているので圧倒的に話と映像に没入でき、なんなら泣けた…。
冒頭のオペラ劇場での緊迫感溢れるシーンから、物語が一気に始まります。もう怒涛の勢い。あれよあれよと話が進むので、ついていくのに必死、、、というか一時振り落とされかけました。
でもご安心ください！2回目を鑑賞すると主人公の目的は単純で、TVゲーム(RPG)で例えるならば必須通過ポイントの要所だけを切り取った事がわかります。THE初見殺し！
最初は、とりあえず“時間が逆行する”という概念に頭が追いつかない ⇒ でも映像が凄いので続きが気になる ⇒ やっぱり“時間が逆行する”という概念に頭が追いつかない ⇒ でも物語が面白くなってきて続きが気になる⇒ しかしながら“時間が逆行する”という概念と映像に頭が追いつかない ⇒以下ループ
多少の人物説明描写はあるものの、次々登場人物増えるわ、あっちこっちへ移動するわ、、、情報量が多すぎるー！！
でも諦めずに必死でしがみついていたら、中盤から伏線ガシガシ回収し始めて「あー！なるほど！！そういうことか！(半分くらいしか理解してないけど)」という感じで物語の奥深さにやられました。
つまらないわけではなく、意味不明の面白さがギュウギュウに詰まっているという不思議な感覚。一度観ただけでは全然理解できず、観ている最中に「あそこのシーンもう一回見たい！」ってなる事が多々。
そしてアクション含めて映像が圧倒的。これは映画館で観るからこその素晴らしさ。例えば予告でもあった飛行機を使ったシーン、クライマックスレベルでCGには頼らないという凄まじさ。ですが「え？そのミッションでその方法を？？？」ってくらいぶっ飛んでて笑えます。
BGMもどこを聴いてもかっこよく耳にも心地よくて最高。空港内のとあるエリアに入るシーンではセリフを聞き取らせないくらいの爆音にするという描写がシビれます。このBGMとかも「逆再生で聴いたらまた違った音楽になるのでは…？」と思った部分。
クリストファー・ノーランが劇場公開にこだわった理由がうかがえる映像・音楽が随所にあふれていました。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』といったタイムトラベルものとはまた一味違った時間軸の見せ方が本当に面白かったです。
そういや観終わって、ジョン･デヴィッド･ワシントン演じる主人公の名前が思い出せない・・・ってなってしまったのですが、彼は名無し設定だったのですね。
そんな名無しの主人公とバディを組んだニール役のロバート・パティンソンのキャラが大好きでした。何やら秘密をかかえている雰囲気はあったので、敵か味方か…？と注視してましたが、まさかそういう事だったとは・・・。彼も対になった主人公と言っても過言ではないはず。
すぐに2回目観ちゃいましたが、それでも咀嚼しきれていない部分多々なので、また3回目行ってしまいそうです。思った事など増えたらガシガシ追記しちゃうと思います。
[2020-144]
9/24(木)追記 めちゃわかりやすかった解説
難解映画【TENET テネット】攻略-文系にもやさしい徹底解説・考察 ※ネタバレあり
https://note.com/iso_zin_/n/n1735240d4cfa
【図解】知れば知る程面白い"TENET/テネット" 徹底解説・考察 -「TENET」の意味やラストシーンを解説 ※ネタバレ有り
https://note.com/keieisya5/n/ne32e6a54682b
2020/09/18(金) TOHOシネマズ日比谷 シアター4 09:30回にて鑑賞。IMAX字幕。I-18
[2回目]2020/09/18(金) T・ジョイPRINCE 品川 シアター11 20:50回にて鑑賞。IMAX字幕。J-10
品川のIMAXの方が爆音でやっぱり好きだ！あのスクリーンサイズもたまらない(池袋はデカすぎてハマらなかったので…)。
