2020年のサマーシーズン。
日米両国共に ハリウッド超大作といわれる作品が一本も公開される事無く終わってしまいました。
新型コロナの影響で公開延期または中止になった作品が多く発表されたなか 9月3日、「テネット」はアメリカにて公開されました。
主要都市では今だに映画館がオープンされない中での公開。
今の状況で公開しても100％大赤字なのは眼に見えてます。
それでも『映画館の灯を絶やすな』と言わんばかりに ワーナー・ブラザース、クリストファー・ノーランは公開に踏み切ってくれました。
その勇気に心から敬意を評します。
オープニング興行成績は2020万ドル。恐らく当初の予想額の4分の1にも満たない数字です。
それでも公開に踏み切ってくれた製作者達の勇気ある行動に我々日本人も答えましょう。
皆さま。是非劇場へ足を運んでください。
という事で公開初日に鑑賞。
いや凄かった！ 衝撃的というか単純に驚いた。
一体どうやって撮影したんだろう。
ついていけない。 とまでは言わないが ストーリーはかなり難解。
一瞬も気が抜けない。ついていくのがやっとだった。
どんな映画なの？ と聞かれても何と答えていいのか困ってしまう。
凄い作品だったのは確かだが もう少し分かりやすく作っても良かったのでは。
今までも様々な常識をぶち壊してきたクリストファー・ノーラン。
さすがに眼も肥えてきたので「メメント」や「インセプション」の時のようなインパクトは無かったが ノーラン節は健在。
唯一無二。ノーランしか表現出来ない映像マジック。それは充分堪能できた。
一年位経ったらもう一度観てみたい。
その時初めて私の脳みそは覚醒されるのかも。
2020年 9月18日 公開初日。
丸の内ピカデリー DOLBY CINEMA
💺255席
客入り 感染対策とって満席。😃
