ボロロボ

TENET テネットのボロロボのレビュー・感想・評価

TENET テネット(2020年製作の映画)
4.4
制作開始の報を受けて期待し、予告編観て超楽しみにしていた当作。
コロナ禍により上映が延期に次ぐ延期で我慢の日々でしたが、ついにこの日が来た!

IMAX 2D 字幕版。
一回目鑑賞時点でズバリ言ってしまえば「なるほどわからんオモシロイ」w
ForwardとReverseが同時存在する仕掛けにより正直自分は混乱させられてしまったが、にもかかわらず楽しかった。
監督らしい時間を操る作品。

ストーリーのメインラインはある意味王道。いろんなところで感心させられたり、ニヤニヤさせられたり。
【007】とか【スター・ウォーズ】とか【ターミネーター】とか・・・監督の過去作「インセプション」や「ダークナイト」も彷彿とさせる。さらには「ドニー・ダーコ」オマージュか?と思えるようなところも(考えすぎかな)。

うろ覚えですんませんが、
“主役はオマエだ”
“変えられないことが行動しない理由にはならない”
といったニュアンスのニールのセリフが心に刺さった。『何だよコレ、「君の名は。」ブロマンス版かよっ!』なーんて思ったりww ロバート・パティンソン演じるニールにマジ惚れた。そんなパティさんが次のブルース・ウェインなのかよ、そんなん観に行ってまうやろー!

閑話休題。

デビッキ姐さん、お美しかった。
Amazonドラマ「ナイト・マネジャー」での役柄に近い薄幸感を漂わせながら、キレると怖い奥様。それでいながら頭の回転もキレていて。惚れ直しました。

カメラワーク(特にピント)の細やかさ。

劇伴は、見事なまでに映像とシーン展開に寄り添いながら、観衆に対して仕掛けてくる。

ディテールや各シーケンスの繋がりを気にし始めるとホントにワケわからん。「全部理解できた!」なんてとても言えません。答え合わせが必要なので、明日はIMAXレーザーで再鑑賞してきます。

※後日のあれこれは、グダグダとコメントにて追記していきます。
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