せり

TENET テネットのせりのネタバレレビュー・内容・結末

TENET テネット(2020年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

インセプション以上の複雑さ!正直、映画館で観た後全然話分かってませんでした。笑 帰宅して色々な方の解説を見てやっと理解。

主人公はCIA工作員。オペラハウス爆破事件を経て、未来からくる敵と戦うことになる。話が進むにつれ、えっ?というシーンが増えてくるが、それは実は「逆行」によって引き起こされた出来事だった。
この話を理解するためには、「逆行なのか、順行なのか」「今何が起きている場面なのか」の把握がカギとなる。冒頭のオペラハウス爆破事件とスタルスク12、そしてベトナムの海での出来事はすべて同じ時に起きているというややこしさ…。
結局このお話は、
全世界を逆行させることのできる装置「アルゴリズム」を完成させたい未来人(セイターは現代人だけど未来人の仲間)vs.現代人(黒幕は未来の主人公)
という構図なのだが、細かい話や辻褄を考えていくととても難しく感じてしまう。

だけど難しいから途中で飽きてしまうということは断じてなく、むしろ2回目を観るのが楽しみになった。その時点で理解できなくても見たこともない映像と分かりそうで分からないストーリーに釘付けでした。笑
せり

せり