確かに面白い！けど…。
「インターステラー」もそうですが、ＳＦになると、くどくどと説明過多になり過ぎてしまい却って複雑にしすぎてしまったかな、と。何となく解ればいい程度におさめたほうが、私個人はこういった作品は楽しめるのになあ、と感じました(あくまで私個人ですが)。
スパイ物として作っているのにクライマックスは軍隊アクションになってしまったのも、そうかぁ…て感じだし。てっきり、あそこまで戻ったからクライマックスはオープニングに繋がるのかと思ってしまいました(一応、伏線で繋がるんですが)。
ただ、トリッキーで摩可不思議な映像は単純に楽しめました。そしてなんといっても、あのオープニングはスゴい！のっけからハラハラドキドキで音楽と音響も相まってグイグイ引き込まれてしまいました。久し振りに力業で持っていく演出はスゴい！の一語。その音楽ですが「ザ・クラッカー」や「ボーダー・ライン」「ダーク・ナイト」をミックスしたような音楽は私好みで良かったです。オープニングのアクションシーンだけでも観る価値は有ります！
" 難解 " と云われてますが、肩肘張らず、リラックスして観れば楽しめます。まさに「考えるな、感じろ」ですね。きっちりと明確な答えが欲しい方は何度でも楽しめるかと思います(私はそこまで求めませんけど)。
ふと、お父さんが主演した「デジャヴ」を思いだしました。
