肉

TENET テネットの肉のネタバレレビュー・内容・結末

TENET テネット(2020年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

難解だった。では何故4.7点の高得点かって、正直ノリが好みだったからw
しっかり理解できもせず高得点とか滑稽だと思われようが知ったこっちゃないのだ。

ところで最初に難解だと書いたが、しっかり観てれば置いてきぼり食らうほどの事ではなく、大筋は理解できる。
とはいえ、スピード感のある進行だし途中トイレなどで離席でもしようものならついていけなくなるかも?二度観た方が理解は深まりそう。
また、かなり評価が割れそうな内容である。
あまり小難しい事を考えるのが得意ではない、好きではない、と言ったかたには正直オススメできないかも。途中で寝てしまうかもしれない・・・ちなみに私の横で鑑賞してたカップルは二人して寝てた。

あらすじとしては、主人公は時間を逆行する装置で未来からやってきた敵と戦い、第三次世界対戦を阻止せよというミッションを課せられるといったもの。
この映画の面白いところは、伏線を時間の逆行で回収していくところだ。
時系列が複雑に入り乱れるので着いていくのが少し大変だが良かった。
あと、戦闘シーンでのドンパチも結構派手にやってくれるし迫力があった。

で、個人的な解釈だが、この映画のストーリーは結局のところアンドレイの強烈な自己中なのかなと解釈した。
どうせ余命幾ばくもない残りの人生なんだから、皆を巻き添えにして死んでやる。
と言った思いがあったのかなあ、と。
良く言えば、実はアンドレイはそこまで強く妻と子を愛していたからこそ、なのかもしれない・・・?

しかしクリストファー・ノーランの頭脳は凄いことになってそうだ。
よくもまあこんなストーリー、設定を思い付くものだと感心しっぱなしの三時間だった。

仕事に家族サービスにとなかなか時間を取れず、今回妻に頭を下げて子供たちを全面的に任せ、ようやく映画館での鑑賞がかなった。
本当はもう一度映画館でみたいが、次に観るのはBlu-rayか、アマプラ等のストリーミング配信かな・・・w
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