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魔女見習いをさがしてのdamaのレビュー・感想・評価

魔女見習いをさがして(2020年製作の映画)
3.7
おジャ魔女を観て、魔法を使い魔女になる事を憧れた子供たち、つまり私たちの為の映画でした。

最初、映画の予告を観たときに、どれみちゃん達が主役じゃない映画に面白さがあるのかとずっと疑問に思っていました。
が、観賞後にその疑問も全て解決されました。
この映画は、かつて魔法に憧れた私達がまさに主役の物語で、大人になった今の私達が、おジャ魔女を通して何かを学んだり、思い出したりする中で、少しずつ前に進んでいく物語でした。

私もオープニングとエンディング間近で泣いてしまいたし、周りの観客(20代から30代の女性が9割でしたが)みんな何かを感じてエンディングでは泣いていました。
おジャ魔女どれみという作品が、魔法を通じて子供の悩みや生活について常に向き合う子供に寄り添った、等身大の作品であったという事、この映画はまさにその頃子供だったすべての大人に向けた作品だったのだということ、こんな映画をまた観ることができたことに感謝したいです。

おジャ魔女をみたかつての少女達全員におすすめしたい映画でした。
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