空の青さを知る人よのるーるる社会人のネタバレレビュー・内容・結末

すごい満足感のある2時間だった。

はじめは、吉岡里帆演じるあか姉の声に違和感を感じた。しかし、淡々と喋る感じはむしろ悲しさを隠していつも笑顔でいるあか姉にびったりだと最後は思った。

タイトルにもある「空の青さ」がキーワードになっていて、タイトル回収もきれいだった。あか姉は「空の青さ」を知っていて、葵は「空の青さ」を知ることになる。いや、あか姉もより深く知ることなったと言えるのかもしれない。それぞれの「空の青さ」が指すものは異なるけれど、2人とも上を向いて歩いていく点は同じだ。

下を向いていては、空の青さには気づけない。どんな時も上を向いて歩いていきたいものだ。