このレビューはネタバレを含みます
青くて甘酸っぱくて青春って感じ。。
アラサーになりたての25歳には眩し過ぎるお話でした。
ただ、夢か現実かっていう側面で頭抱えてる現状にはビッチシハマる所もあって、そういう意味ではかなり響く内容にもなってるんですよねー、我ながら痛々しいことに。
長井龍雪監督のアニメーションってキャラクターの表情がめちゃくちゃ良いですよね。
愛着を持たせられるキャラクターに押し上げてて素晴らしいと思います。
特にあのギャルっぽい娘とかめちゃくちゃ良かったと思います。
でも逆に脚本でキャラクターが魅力的に見えない面もあったり。
全体的に駆け足なんですよね。2時間あるはずなのに。
特にあか姉がちょっといい人すぎないかなぁと。
岡田さんの脚本って、ここさけでいうジュンのお母さんみたいにちょっとリアルすぎるくらいの人が出てこその魅力じゃないかと思ってたので、
そこに現実味を感じられなかったのは少し残念でした。
その分慎之介がその役割を担ってるって事なのかなぁ。
あと、その後の展開を全部エンドロールに担わせるにはちょっと厳しかったんじゃないかなぁ。
あの写真演出に関しては正直ちょっと置いてけぼりでした。
前作の「心が叫びたがってるんだ」に比べると少し粗が目立つかなーというのが正直な感想です。
1時間完結のスペシャルアニメ枠とかで丁度良い感じの内容でした。