nu

ラフィキ:ふたりの夢のnuのレビュー・感想・評価

ラフィキ:ふたりの夢(2018年製作の映画)
-
すでに様々な映画で扱われてきた類の話ではあるが、場所やその背景が作品を特別なものにしている。ジキとケナの関係がかわいらしく描かれているからこそ、当たり前のこととして同性愛嫌悪や性差別が蔓延るコミュニティの残酷さが際立っていた。実際にケニアではこの作品が検閲対象になっていることからも、悲しい実状が反映されているのが分かる。ただ、編集やカメラワークで違和感を持つ箇所もあった。例えば、演者が重要な会話をするところを見せずに音声と映像を合致させていなかった点や、特に後半での人物のクロースアップの多用が気になった。
nu

nu