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KESARI ケサリ 21人の勇者たちのcookieのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

インドがイギリスの植民地だった時代の、実話に基づくスペクタクル戦争映画。

敵軍は1万人規模。それを迎え撃つのはシク教の兵士21人。
それだけでラストが予想できてしまうが...😢

思わず目をそらしてしまう残酷なシーン(見ていないので定かではない)もあるが、インド映画お決まりの歌と踊りが続くおちゃらけタイムも忘れていない(笑)

インド人はホントにダジャレ好き。
サージェント(軍曹)とサージャン(ヒンディ語:愛しい人←「めぐり逢わせのお弁当」で歌われていた!🎶)。
鶏の件はネタバレ前に正解w🐔

敵であっても瀕死の兵士に水を与える等、宗教を超えた人間愛も盛り込まれている。
ムスリムを助けることに反感を表す兵士もいるが、映画「聖者たちの食卓」でもわかるように、宗教もカーストも老若男女も関係なく、神の前では皆平等と説くのがシク教。

あんなにダメダメだった兵士たちも、勇敢で立派なラスト💧

原題「KESARI」の意味
●サフラン、サフランで染めた橙色
●(たてがみの色から)ライオン

ちなみに、シク教徒の男性の姓は全てシン(グ)(Singh=ライオン)。「獅子の心を持つ」の意味。
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