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イップ・マン 完結のsoumaのレビュー・感想・評価

イップ・マン 完結(2019年製作の映画)
3.6
『武術を始めた志を捨てるわけにはいかない』

シリーズ4作目にて完結。
今回の舞台はアメリカ。
反抗期の息子の学校探しに
アメリカを訪れることに。

奥さんが亡くなり
師匠自信もがんに犯される中で
反抗期の息子とはうまくコミュニケーションがとれないという
人並みの悩みを抱えている師匠が
アメリカ旅を通して
息子との関わり方を学ぶっていう
脚本としてはめっちゃありきたりではあるものの
改めて、イップマンの人柄に焦点をあてて
描いたって感じかな。

いままでの作品でも
イップマンの人徳は素晴らしいことは
ずっと描いてきたけど
シリーズの中でも
より人間味のあるイップ師匠だった気がする。

カンフーシーンは
イップマンの晩年ということもあるのか
圧倒的なカンフーシーンは少し減ってる感じ。
アメリカ軍人に大苦戦だけど
それでもめっちゃかっこいいことにはかわりない。

ちょっと残念だったのが
教え子のブルース・リーもでてくるけど
ただ出てきただけになっていて
共闘シーンみたいな演出がなかったことかな。

シリーズ通しても
奥さん以外ほとんど女性が出演してない作品だったけど
本作では、学生役のルオナンが出演。
ルオナン役のヴァンダ・マーグラフさんが
めっちゃ可愛かったので
そこが見どころです。笑


なにはともあれ
ドニー・イェンさん。
イップマン役お疲れさまでした。
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