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イップ・マン 完結のhideharuのレビュー・感想・評価

イップ・マン 完結(2019年製作の映画)
2.5
2019.12.25 レスターSQにて鑑賞。
クリスマス当日、イギリスは地下鉄も市バスも動いていません。当然、映画館も閉まっていると思ったらロンドンのど真ん中にあるシネコンは開いていました。
この映画しか席が取れなくてパート1〜3を見た事ないのにイキナリ「4」を見ることに。

まあ「イップマン」という映画があることは知っているし、ドニーイェンも知っているので困る事は無いだろうと思いましたが、本当に前作を見てなくても普通に楽しめました。
李小龍の師匠であり、劇中では李小龍(役の人)も派手に暴れます。

しかし色々と詰め込んでますね。だから飽きずにみれたのかもしれないけど、イップマンと息子の関係、李小龍の米国での活躍、人種差別問題、米海軍のスコットアドキンズの横暴振りと盛り沢山です。

劇中の時代は1960年代なのですがアメリカ娘のバカっぷりから海軍の傲慢さとかメチャクチャ米国をコケにして叩きまくっているけどコレって今の両国間の問題を反映してるのかね?
一応はイップマンの自伝的な映画だと思って見ていましたがおおよそ事実とは思えないシーンもチラホラ。映画を面白くするための脚色はされているとは言えやり過ぎな気もします。
まあ面白ければ良いけどね。

そしてアレコレと詰め込んではいますが全てが丸く収まりまして「完結編」にふさわしいラストでした。
約100分があっという間でした。今度の里帰りでは前作1〜3をレンタルで見てみたくなりましたよ。
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