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A WALK THROUGH "H
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A WALK THROUGH "Hが配信されているサービス一覧

『A WALK THROUGH "H』が配信されているサービスは見つかりませんでした。

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『A WALK THROUGH "H』に投稿された感想・評価

Jeffrey

Jeffreyの感想・評価

2.5
「ア・ウォーク・スルー・H」

本作はピーター・グリーナウェイによる1978年に作られた41分の短編映画である。冒頭から事務所のような室内を前進するカメラが左右シンメトリーの内部をカメラに捉える。そして絵を紹介するナレーションが始まる。この時、カメラはずっと長回しである。徐々に音楽も始まり、絵画の作風をアップにして画面いっぱいに見せる演出。これは確実にフェルメールが好きなピーター・グリーナウェイによっての全く私的なドキュメンタリー映画だと思う。この作品のタイトルに付いているアルファベットのHがどういう意味なのか知りたい。地獄なのか天国なのかどちらとも頭文字にHは付くし、どうなんだろう。
qwerty6

qwerty6の感想・評価

3.2
Peter Greenaway(b.1942)
地図とかアレンジメントとか渡り鳥とかの要素からいっておそらくはドゥルーズ=ガタリから強い影響を受けたシュールでユーモラスな冒険譚。紙とかに書いてあればだいたいなんでも地図に見えてしまう男が地図から地図を渡り歩いて具体的にどこからどこまで行ったのかはまったくわからないがとにかく世界を旅した!

ということでその顛末を旅に使った92枚の地図を説明しながら語るのだが、カタログ的にナンセンス嘘エピソードを並べた他のグリーナウェイ初期短編と異なりこちらは明確に始まりと終わりが、ということはつまりドラマがあるので、意味不明でバカバカしいエピソードの数々に笑いつつ次はどこへ行くのだろうとワクワクさせられてしまうし、ラストは地図踏破のカタルシスあり。マイケル・ナイマンの音楽もパロディ的でありつつもしっかり冒険を盛り上げる。

強いて言えば『レンブラントの夜警』が多少近いとはいえ、こういうドラマティックな映画は以降グリーナウェイ撮ってないんじゃないか。短編と長編をそのまま比べることはできないが、素直に楽しいのでグリーナウェイの最高傑作候補の一本ぐらいは言ってあげたい。安部公房の初期作とかが面白い人はたぶんドンピシャです。