主要キャスト全員最高だった。
松岡茉優はもう若手NO1だよね。
色気はないんだけど、気が強いながらも家族思いな、まさにリアルな女子って感じが見事だった
佐藤健の悪ぶってる役は初めて見たけど、全然違和感なかった。
イケメンがぐれるとあんな感じなんだな。
鈴木亮平が演技うまいのは知ってるんだが、でかすぎる。気弱な役なのに、ガタイがよすぎて違和感があった。
それが不思議なことに、最後にはその違和感がなくなるんだよね。
だんだん役が本当にいるかのように感じる。
田中裕子は肝っ玉母ちゃんだった。
優しい顔して、強い役だった。
この人異常に若くて美人だな。
お話は母が重要人物なんだけど、あまり母目線のシーンはなくて、あくまで子供たちが母に対しての感情を表していくって感じ。
母の想いを子供がどう受け止めるかという映画だと感じた。
受け止めても、それを表現するのが難しいって話。
母が事件を起こしてからの苦労がもうちょっと厚くないと、兄弟の感情についていけないかなぁとも思った。
それを想像するながら解釈して楽しむのが映画なんだろうけども。
