田中裕子さん見たさに鑑賞。
暴力振るう人が近くにいる経験がないから分からないけど、
子供達を守るって本当にそれで合ってるの？て疑問だらけだった。
母が父を殺した事が世に知れ渡って子供達が堂々と顔上げて安心して生活できるはずがない、そのくらい子供を大切に想う親なら考えると思うんだけどな。
どんなに憎くても、劇中で強目にでてる〝子供を守る”が第一なら、逆に子供のことを考えて違う選択をとると思う。
子供守る＝殺すことが本当に正義だと思ってるならタイミングよく殺せるチャンスがきたから殺すんじゃなくて包丁かなんかでやってるんじゃないかな。
今なら、って魔が刺したなら後先考えずこの生活から脱したかっただけのように思った。
お母さん、子供を守るじゃなくてシンプルに夫がいなくなってほしかったんじゃない？
そして誰よりもお母さんが大好きで仕方なかったのはゆうちゃんだったのかな、と思った。
役者さんは素晴らしいし画もリアルな雰囲気なんだけど、話が結末含めてリアルぽくなくて、誰にも感情移入することもなく、
淡々と終わった感。
