庭からニワカ星人

スケアリーストーリーズ 怖い本の庭からニワカ星人のネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

【あらすじ】
ハロウィンの夜、町外れにある屋敷に忍び込んだ子どもたちが一冊の本を見つける。その本には数々の恐ろしい話がつづられており、本を持ち帰った次の日から、子どもがひとりまたひとりと消えていく。さらに、その「怖い本」には、毎夜ひとりでに新たな物語が追加されていき……。
(映画.comより引用)

【解説】
「シェイプ・オブ・ウォーター」でアカデミー賞を受賞したギレルモ・デル・トロが企画・製作を手がけ、恐ろしい内容や挿絵のために全米で学校図書館に置くことに対する論争が巻き起こった児童書シリーズを映画化。
原作は1981年に第1作が発表されたアルビン・シュワルツによるベストセラー児童書 「スケアリーストーリーズ 怖い本」 シリーズ。「ジェーン・ドウの解剖」「トロール・ハンター」のアンドレ・ウーブレダル監督がメガホンをとった。
(映画.comより引用)



【関連ワード】
ホラー/物語/ハロウィン/オカルト/ダークファンタジー/案山子/死亡/行方不明/シチュー/足の指/謎解き系/蜘蛛/拷問音/怪異/クリーチャー/化け物/俺たちの戦いこれからだ!/メリーバッドエンド/行方不明


【地雷注意】
・刺される描写がありますがグロくはないです
・犬が出てきます。死にません
・動物は死にません
・蜘蛛が沢山出てきます


【個人的評価】
怖さ★☆☆☆☆
怪異デザイン★★★★★
ストーリー★★★☆☆
おすすめ★★★★☆
総合評価:★★★★☆
ひとこと:怖さはないけど怪異を観る価値あり!不気味なデザインの怪異を観れる児童書ダークファンタジーホラー




【個人的怪異メモ】
■ かかしのハロルド■
トミーの家のトウモロコシ畑にいる案山子。襲いかかりトミーを案山子にしてしまう。ハロルドという名前は作中に出てくる亡霊サラの兄と同じ名前。関係性は作中内では明らかにされない。
■ 大きな足指■
ある庭で男の子が大きな足の親指を見つけました。母親はそれをスープに入れ家族で食べました、という物語。映画では『大きな足指(怪異名)』が『誰が盗んだ?私の…足の指』と言いながら足指を探しにくる
■ ペール・レディ(青白い女)■
黒いロングヘアに青白いもっちりとした肌の洋梨体形女性型怪異。逃げても逃げてもそこにいる。抱きしめられると体に取り込まれる。
■ジャングリーマン■
『ミィタイ、ドゥテイ、ウォッカ』という呪文を唱える怪異。意味は『いばりんぼうを捕まえた』らしい。全長2m以上。バラバラになった体の部位で出来ており四足歩行で歩く。
■ 亡霊サラ■
100年以上前に病気ゆえに家族から幽閉され、兄から拷問を受け自殺した女の怨霊。彼女の怒りに触れると本に物語が書き込まれその通りの怪異現象が起こる。


【感想】
『誰かが墓地からやってくる』が原作である事(未読)その素挿絵が不気味で自分の好みである事程度の情報で観賞。

非常にしっかりした物語で起承転結もきちんとしてお利口さんなホラー映画。初めとホラーを観る人にはもってこいの作品という感じでしたので、自分にはやや物足りなさは感じたものの満足度は高いです。

特に怪異のデザインが良い。CG CGしているので怖さは半減ですか元の挿絵そのまんまという感じで嬉しくなりました。

怪異だけでも観る価値ありな作品でした。

【引用参照元】
スケアリーストーリーズ 怖い本 : 作品情報 - 映画.com
https://eiga.com/movie/91680/
■カカシのハロルド参照
『スケアリーストーリーズ怖い本』かかしのハロルドの正体は?サラの家族が関わっているのかまとめ | Kazuログ
https://kazuhand2017.com/movie/sukeari-suto-ri-zu_kakasinoharorudo/
■大きな足指参照
ギレルモ・デル・トロ製作『スケアリーストーリーズ 怖い本』”大きな足指”特別映像が到着 | Fan's Voice〈ファンズボイス〉
https://fansvoice.jp/2020/02/02/scary-stories-bigtoe-clip/
■ペール・レディ(青白い女)参照
激ヤバ!!クリーチャー降臨!『スケアリーストーリーズ 怖い本』劇中写真&登場シーン解禁!! | シネマNAVI
https://www.cinemanavi.com/article_detail/id/1854/
■ジャングリーマン参照
『スケアリーストーリーズ怖い本』ジャングリーマンが唱えた呪文の意味は?ミィタイドウティウォカァ | Kazuログ
https://kazuhand2017.com/movie/sukeari-suto-ri-zu_zyanguri-man/
■亡霊サラ参照
【スケアリーストーリーズ 怖い本】サラの本の謎を考察。ステラが最後に描いたサラの真実は?ラモンを襲うモンスターの正体に迫る | シネマノーツで映画の解釈をネタバレチェック - Part 3
https://cinema-notes.com/article/20465/3/


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