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デッド・ドント・ダイのyumaのネタバレレビュー・内容・結末

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

常にホワホワしてました。自分には合わなかったかな。テレビの通信がおかしくなったときに出た人の影の正体も結局分からずじまいで、んんっ?って感じでした笑

小ネタはいっぱいあった気がします。色んな歌手が出てたり、スターウォーズいじり、台本について話してたり、全部シュール。ほんとにシュール笑 多分、気づけてないのもいっぱいあると思います。

自分ってグロ耐性ないなって感じました。普段、ゴリゴリのゾンビ映画は見ないので、人の臓器を目にする機会はあんまり無いんですけど、今回見ててすごく気持ち悪くなりました。

なんかアダムドライバーがすごくカッコよく見えました!スターウォーズシリーズも見返そうかな!!

ジムジャームッシュ監督についてあんまり知らないので、なんとも言い難いんですけど、初心者?の視点ではこんな感覚でした程度で読んでもらえたら嬉しいです。


※以下の内容はかなり深読みだと思います笑 

何かを探し求めて歩き続ける幽霊人間たち、欲に駆られて魂を売った者たちが世の中に沢山溢れかえっている。というようなセリフが終盤であるんですけど、これがなぜイカれた世界を作るのか?と考えたときに、思ったことがあります。
一つのものに依存してしまうと、視野が狭くなり、可能性の幅も狭くなる可能性が高くなるのかなって思いました。例えばゲームに依存してしまうと、最悪、家から出なくなり、ゲーム内のスタミナが回復する時間で生活リズムを決めてしまう、そんな事態だって起こり得る話です。
今一度、一つのもの、広く言えば物質に関わらず考え方や概念、などに固執していないか確認すべきだと思いました。そうでなければ、僕たちは幽霊人間たちの一員になってしまうと思います。

これを踏まえると、子供たちのシーンがあった意図は、そんな幽霊人間と化した人々が大勢いる世界の中で、それから逃げながら生活していく者がいる(沢山のことに目を向け、夢を持っている子供たち)という希望を表しているとも取れるのかな笑

"台本を読んだので"
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