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デッド・ドント・ダイのBUSSANのレビュー・感想・評価

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)
2.2
【ジム・ジャームッシュは二度死ぬ】


えーと、控えめに言ってクソですね。
ジム・ジャームッシュがもし、手の届く範囲におったなら、確実にデコピンはしてます。

劇場で見てから1ヶ月近く経ちました。
ほとぼりが冷めてようやくデコピンなんです。
当時の僕の気持ちは察してください…

えーと、そうですね、言葉がまとまりませんが、正に【ジム・ジャームッシュが死んだ瞬間】を見た感じですわ。

彼は以前にも死んでるので、今回で2回目です。

『リミッツ・オブ・コントール』(2009)で1回死んで、『パターソン』(2016)で復活を遂げたかと思えばコレですわ。

おっさんがやりたかった事を詰め合わせた自己満足で、ドラマも薄いわ、ギャグも寒いわ、連続性もないわで散々な状況です。

口角が一切動かず、ただただ眉間のシワが深まる地獄の104分でした。

パンフレットも買う気が失せましたが、どういうつもりで撮ったのか、言い訳が気になるところではあります(笑)

こんな内容で2.2はかなりハイスコアだと思いますわ、お年寄りには優しくしないとな(笑)

それにしても同じ監督が撮ったと思えないぐらい初期3部作は見応えあるので、この作品が初めてだった方は、見限らないでいてあげて下さいな。
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