当初は原題が入った「クロスブリード 異種交配」という邦題だった筈が、いつの間にか「スペース・エクスペンダブルズ」になったらしい。
はみ出し者が事態終息に挑むという辺りはエクスペンダブルズっぽさはあるけれど微妙なところ…。
知らない俳優さんばかりですが、ボールドウィン兄妹で一番不遇のキャリアのダニエル・ボールドウィンさんが１人気を吐いています。昔も今もB級映画中心の活躍。ある意味ぶれてなくて好きですね。
独特の陳腐な未來感は最初は微妙でしたが、観ている内に少しクセになります。油を注さないといけない美女は笑います。(美女というには微妙ですが)
エイリアンとの戦いより、人間同士で戦っている方が多い。グダグダとお喋りの時間も長過ぎます…。傭兵軍団の破天荒さもなく残念。
それでも終盤にエイリアンとの戦いがやっと始まるとそこそこ緊迫感が出て来て面白くなって来る。長くは続きませんが…。エイリアンもそこそこの怖さは出ています。続編があるような感じですがどうでもいいです…。
正直、何を楽しんだら良いのか困るSFアクションでお薦めは出来ない代物。
面白くはないけれどB級SF映画としては観れない事はないです。
