このレビューはネタバレを含みます
競泳選手のヘイリーは、元コーチでもあった父親と対立して疎遠になっている。
巨大ハリケーンの到来を心配した姉から、父親と連絡が取れないと知らされる。
心配になったヘイリーは、大雨の中を実家に戻ると地下で失神している父親を発見。何者かに襲われた形跡もあり。
地下から助け出そうとした矢先、巨大なワニと遭遇し・・
監督は、「ピラニア3D」のアレクサンドル・アジャ、制作には巨匠サム・ライミが名を連ねる。
巨匠によるアニマルパニック(しかもワニ)といえば、トビー・フーパー監督作の「レプティリア」を思い出す。
「レプティリア」はなかなかのとんでも感があったが、こちらはふつーに面白い。
アニマルパニックものでありがちな、なんでそんなにはアニマルが賢いの!みたいなところがあまりなく、無理がない。
ワニちゃんもしっかり怖くてGood。
あんなに噛まれまくったら死ぬでしょとか、
大洪水のせいでワニが流れてきたはずなのに、排水管の中に産卵場所があったり、
ワニは目がいいから!と言ったかと思えば、水飛沫上げなければワニには気付かれないと言ったり・・・
かなりご都合主義的な部分んも多いけど、不思議と嫌な感じは受けなかった。
ワニの特性として水陸両用というのがあるけど、本作では水の中でしかほとんど活動せず・・
見慣れたリビングに巨大ワニがドーン!みたいなシーンは見たかった。
父と娘のドラマパートが比較的良くて、、娘を持つ父親としてその辺りに好感を持ったというのもプラスに作用したかな。父娘ものってあんまりないしね。
テンポもいいし、きっちり90分でドキドキ、ワクワクさせてくれる。
おすすめ。