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ラスト・クリークのhymasuminのレビュー・感想・評価

ラスト・クリーク(2018年製作の映画)
3.0
就活中のソーヤは面接に来いと言う知らせを受けて喜び勇んで車を運転してワシントンに向かうが、主要道路が渋滞してるからとナビを頼りに迂回して通ったことのない道を行く。それが悲劇の始まり。
ナビの誘導先が行き止まりで停車したところ、死体を埋めていた兄弟がソーヤに目撃されたと思い込んでソーヤを襲おうとするが、ソーヤはなんとか逃げて森の中を彷徨い気を失う。救ってくれた人は覚醒剤作りの男性で、ソーヤを襲った兄弟の従兄弟だった。ソーヤ、兄弟と従兄弟、保安官らの、逃げる、掴まえる、の話

兄弟がなぜ死体を埋めていたのかの背景がよくわからず、最初の展開がちょっと強引だけど、従兄弟に匿われてからはまあまあスリルもあって面白さがあった。
ソーヤの行動と判断にはいろいろイラっとしたけど。

従兄弟のローウェルは、覚醒剤を作っているものの、基本いい人のようです。
「人と人が出会うと化学反応が起きる」とソーヤに言ったけど、その顔にはソーヤに向けた感情が垣間見れた。彼に起きた化学反応だわね。そのシーンが一番良かった。ローウェルの人生の悲哀を思った。
  
タイトルなんだけど、クリークって、水路(小川?)ということでしょ、これ、果たして妥当かなぁ🙄
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