子供の頃"絵"が好きだったのに人物画も風景画も上手く描けなくて、エッシャーの絵を見て「すごい、これも絵なんだ!!」と真似してノートの端っこにたくさん幾何学模様を描いたのを思い出した。
紙の上という有限の空間で無限を描こうとしているのがとても興味深かった。
エッシャーの絵にアニメーションをつけて、生き物たちが自由に動きまわっているのが見れて楽しかった。こういうのが"映画化"する醍醐味なのかもしれない。
全編を通してなんとなく暗く哀愁をまとった感じなのは、エッシャーの人間性なのか監督の趣味なのか、どっちなんだろう?