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パラサイト 半地下の家族のKKKのネタバレレビュー・内容・結末

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

映画館で鑑賞。(※怒ってます)
とりあえずファーストインパクト。汚い。
そして狡がしこさや醜い生存欲求を正義とする国民性?はなかなか受け入れることができなかった。

でも描写はとても優れていて韓国の内情がリアルに伝わってきた。半地下暮らしやばすぎる…土砂降りの中階段をくだるシーンとギテクの表情の変化もどす黒い感じが渦巻いていて良かった。

ただダヘが何故ギウと恋仲になったのかとか、殴られまくったギウじゃなくてギジョンが死んだところとか、ギテクのキレポイントがいまいち理解出来なかった。リアルじゃないところが悪目立ちしてご都合主義感が強かったのは残念だった。

でも金持ちの家で取り繕って働いてお零れにあずかったとしても絶対的に埋まることのない差を匂いで表現したところとカメラワークは印象的。

全体を通してなんとなく予想がつく展開をちょこちょこ挟んでいるかんじ。伏線回収しきれない所はある意味リアルさを追求したのかな。
ある程度のハラハラ、エロ要素もあるため飽きることもなく驚くこともなく無難に2時間終えた感じ。最後ハッピーエンドで終わらなかったところも良かった。
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