富裕層側に全く悪気はなくても貧困層側からしたらその一言一言が格差を見せつけられるものだし悩みとか息子の教育とか全てにおいて次元が違うっていうのがひしひしと感じられてきつかった。
これを社会に投げたことは意味があるんじゃないかなぁと思うし、こうして別の国の人にまで見られて格差社会について少しは認識が広まったのかなと思う。
韓国映画だからって全然他人事ではないとも思うけど。
父親が何とかする的なことを言いつつ結局は無策で、それを息子が悟って絶望を感じるシーンとか、虚無すぎるけど現実味があった。
陰鬱としてるし気持ち良くは見られないけど、展開とかストーリーとか映画としての面白さもちゃんとあったと思う。