祝！作品賞とまだレビューを書いていなかったので今さらながら投稿
韓国映画はそれほど多く見てはいないけれど印象としてはかなり画面が暗い作品が多い印象があるので、本作に関してもそうかと思ったら富豪家での場面が多いので結構明るかった。また暗い場面でも日本映画の何を撮影しているんだか分かりにくいものとは違い、上手い具合に薄い光を利用しているので撮影技術の差も見せつけられた。
高台の高級住宅街と半地下の住宅、作品内でも何回も坂道や長い階段で視覚的な面でも分かりやすく貧富の差が表現されているし、嗅覚という映像では分からない部分でも表現しているのはすごい。
ラストの展開は正直そうなるか？って感じはあったけど、韓国国内の問題を世界にこれだけ大きく知らせることの出来る作品を作り出せたのは韓国映画の現在の実力だと思う。作品賞だけじゃなく監督賞に脚本賞ってかなりハンパないよなー
