ツートントン、ツートン。
臭うはずもない、
漂ってくるあの“臭い”。
観賞後も鼻に付くあの“臭い”。
まとわり付いて離れない。
家に帰ったときも、寝るときも、起きたときも、、、。
早く消えてくれないかな?
そんな思いだった。
主人公も同じ気持ちだったろうか。
どれだけ上手に嘘を身に纏っても付いて離れない本当の自分。
引き金を引いてしまった。
半地下どころか深く深く地下へ行ってしまった。
這い上がるには深すぎる。
半地下は中途半端に希望を持たせている。
あの狭い窓から差し込む光から希望を見たはずだった。
だけどラストではあの石でゴツんと頭殴られた思いだった。
お願いだからあのシーンで終わらないで欲しかった。
ディズニーなら終わってたよね。
ディズニー育ちの自分はもう現実突きつけられて翌日の晩の今でさえ放心状態だ。
ツートントンツートン
助けて。
HSPの自分は入り込んでしまって今もつらい。