米国アカデミー賞で、外国語作品で作品賞は快挙。
米国人の嫌う字幕を乗り越えた受賞。
ポン・ジュノ監督がここおかしいでしょ。
ってところを、キム一家が存分におちょくってくれていて痛快。
最初はそういう展開で、パク家を乗っ取ってしまうのかと思いきや、以外な夫婦が歯車を狂わせはじめ。
貧困の本当の辛さや、プライドの崩壊をもの凄い映像技術で見せられる。
大雨の洪水の映像とか凄い。
もう米国映画の技術に引けなど感じさせない。
韓国の映画界の進歩を感じた。
半地下の人たちが、避難所に逃げているのにパーティって。
出演陣も個性豊かで、キム兄弟とか魅力満点なんだけど、今回は圧倒的なストーリーの面白さと表現力が監督の力だと感じる。
