このレビューはネタバレを含みます
貧困家族で大学受験に何回も落ちる兄妹と、定職がない親が上流階級へ取り込んでいく。
韓国の受験競争の厳しさ、働き口のなさが描かれ、兄、妹と有能さを買われてどんどん紹介していくのが印象的だった。受験に何回も失敗するも実力はあります。受け皿が少ないのか、韓国の人は大変そうです。
やはり、人は自分の信用した人の紹介は1番信頼できるのかもしれない。重要なポストを任せるにしても、書面上以外の要素が大きかったりするかもしれません。
人を追い出す時どうすれば穏便になるか、考えて追い出し家族を取り入れていく。
家政婦サービスメンバー登録には書類審査はきっちり行う、今どきなしっかりした身元確認は本当にありそうな設定でした。
無計画でいいという考えもあるかー、と思いました。計画することがいいとされる風潮ですがこんな考え方もあるんですね。
幸せな家族に訪れた悲しい不幸ともいえました。
最初からいた家政婦も、この貧困家族も社会からの敗者という感じで関わった人を不幸にするのかもと思ってしまいました。
…(貧困家族も留守中にあんな派手にしなければ穏便にいったのに)
前半面白くて前家政婦の夫のあたりからうーんとなり終盤はあーって感じでした。
アイデアが面白いなぁと思いました。
