映画太郎

新感染半島 ファイナル・ステージの映画太郎のレビュー・感想・評価

3.5
最初に、と言うかTrailerを見た時に「もしかしてニューヨーク1997?」って言う印象はあった。

ゾンビ映画以外で似てるシーンがある映画。
・隔離された地区(ニューヨーク1997)
・元軍人の主人公(ニューヨーク1997)
・サプレッサー付き銃を持って侵入する主人公(ニューヨーク1997)
・超絶ドライビングで逃げ切る(Baby Driver)
・取りに行った物は既に悪党の手に(ニューヨーク1997)
・闘技場(ニューヨーク1997/マッドマックス サンダードーム)
・女性が運転するトラックを巡るカーチェイス(マッドマックス 怒りのデスロード)

監督自身は様々な映画を参考にしているとしながら、「「ニューヨーク1997」は観ていません。続編の「エスケープ・フロム・LA」は観ています。」としている。

ラストシーンの感動的なところはちょっと無理矢理な気はするけど、個人的には、もう「ニューヨーク1997」そのものなので逆に楽しめた。ただ、突っ込まれる部分は少なくないと思うし、どこかで見たシーンの塊みたい映画なので、前作「新 感染」みたいな衝撃は薄かった。

最初、原題が「Peninsula(半島)」だったので、朝鮮半島が舞台で、脱出ポイントが38度線だったら面白いかも、とか思ってたけど、さすがに誰か考えても政治的に無理(北朝鮮側が安全な事になる)だろうな。
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