#ハンド全力ののらシネマのレビュー・感想・評価

「もっと悔しそうな顔しろよ」の一言に、SNSで「ハンドボールをがんばってるふり」をしていたはずの主人公が、気がつけば「ハンドボールをがんばらないふり」をしていたことに、ふと気づかされる。

そういう、ちょっとしたシーンのひとつひとつに、いちいちグッときてしまった。

「がんばれ」と言われても、何をがんばればいいか見つからないとき、がんばるのが辛くなってしまったとき、何のためにがんばってるか見失ったとき、この映画を思い出したい。