「玉の輿」か「自立」か。
アジア的には「玉の輿」解釈かもしれないけど、フランス資本が入ってるし、僕は旦那様の愛するが故の置き土産で「自立」だと思う、何となく「世界一キライなあなたに」('16)で御曹…
人間扱いされない未亡人の哀しくも切ない物語。貧しいメイドと裕福な主人。想いを寄せ合うもカーストに阻まれる。愛しているからSIRではなく名前で呼んでと懇願される。呼びたくとも呼べない彼女。対等なら夢は…
>>続きを読むインドでは今も厳しい階級制度があり、仕事も結婚も階級によって決まってしまう。
富裕層の子どもは物心ついた時からメイドや運転手がいて、彼らに命令する大人を見て育つ。そりゃ特権意識も骨の髄まで染み込む訳…
踊りとテンポが命のインド映画で、こんなに間を効かせてくるのは初めて観た。
何を着ているか(サリーか私服)とか、日々の何気ない仕草(目の前にリモコンがあるのにメイドにつけさせる)とかを小出しにするこ…
踊らないインド映画観るの初めて。そしてインド映画でキュンとした気持ちになるのも初めて。笑
全体的に湿度が高くて、じんわり心に染み入るような映画だった。
インドの格差社会や未亡人の扱い、そしてメイ…
このレビューはネタバレを含みます
(1) お互いの夢を純粋に(打算なしに)応援しあえる関係性が、心に刺さる。アシュヴィンの「誰でも夢を叶える権利がある」という、ラトナに対して放った言葉は、ともすると、アシュヴィン自身に対して放った言…
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